ブログを書いていて、こう思ったことはありませんか?実は、間違った引用をしてしまうと、トラブルの原因になってしまう可能性があります。
こんな人におすすめ
- 正しい引用方法について知りたい人
- 引用を使うルール、引用するときの注意点が知りたい人
- WordPressで引用を使う方法が知りたい人
ブログで他人の文章や画像を引用するときには、正しい引用方法とルールがあります。
そこで今回は、正しい引用方法と引用のルール、注意点についてご紹介します。
自分のブログが大丈夫なのか少しでも不安がある方はぜひ参考にしてみてください。
目次
引用とは
引用とは、自分じゃない人が書いた文章・画像をそのま自分のWebサイトに使用することです。
誰が書いた文章でも必ず著作権があります。そのため、引用するときは必ず『この文章は~から引用しています。』とわかるようにしなくてはなりません。
ブログ記事で引用するときの注意点
引用をすることは、法律上でOKになっています。しかし、前述しました通り引用するときには、必ずどこから引用したのかの引用元を明示することが必要です。
著作権法三十二条一項
『公表された著作物は、引用して利用することができる。』
これは、大きな間違いです。後に紹介しますが過度な引用はSEO的に不利になります。
引用した文章、画像を使うときに守らなければいけないルール
引用した文章や画像を使うときは、文化庁の「引用における注意事項」を厳守しなくてはいけません。
- 他人の著作物を引用する必然性があること。
- かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
- 自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること。(自分の著作物が主体)
- 出所の明示がなされていること。(第48条)
ちょっと小難しいので、簡単に紹介します。
他人の著作物を引用する必然性があること。
自分のブログ及びサイトに引用を用いるときに、必要性が本当にあるのかの確認です。
例えば、令和元年におけるスマートフォンの普及率を書きたい時に、総務省の統計データを引用すると間違いなく正しい数字がわかりますよね。
引用をする必要性がなければ勿論、引用する必要はありません。しかし、「どうしても、この文章、画像が説明するためのに必要だ!」という場合のみ引用を使うようにしましょう。
かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
引用をするときは、どの文章が『引用』をしているのかを明確にしなければいけません。その際には、必ず一目瞭然でわかるような表現をしましょう。
一般的に、ブログやサイト等では、『“ ”』引用符を使っていますよね。
論文やレポートだと、『下線』を引いて注解1のように使われるのが一般的です。
自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)
これは、大前提の話ですが記事全体の割合として、引用した文章よりもオリジナルの文章の割合が低かったらダメということです。
厳しいかもしれませんが、引用した文章が8割で、オリジナルの文章が2割だったらあなたが書いた記事とは言えませんよね。
出所の明示がなされていること。(第48条)
引用をした場合は、その出典場所をかならず記載しましょう。
本ではなく、Webサイトから引用する際は、そのURLを添付するようにしましょう。本の場合でも必ず『どこから引用にしたのか』ここだけは明確にしましょう。
ポイント
引用するときの基本的なこととして、引用する文章はいじってはいけません。引用するときは必ず原文のまま引用するようにしましょう。『省略』などで、割愛することは可能です。
難しいように感じるかもしれませんが、最低限この4つだけは厳守しましょう。
引用させていただくサイトに対する敬意だと思えば、必然的に、しようと思いますよね。
正しい引用方法
引用のルール4つを最低限守る
前述しました通り、上記の4つは必ず守ってください。これをするだけで引用が問題なくできますので、必ず守るようにしましょう。
引用するときは、必ず原本から引用する
自身のサイト及びブログに引用を使う場合は、必ず原本から引用するようにしましょう。
引用することのメリット
権威性のある人からの意見を紹介できる。
例えば、ニキビの薬について私みたいな素人があーだこーだ言って説明するより、お医者さんが説明した方が間違いなく説得力がありますよね。
そのため、引用するときのコツとしては、専門的な知識がある方、権威性のある方から参考するようにしましょう。そうすることで記事の信頼性がグッと上がります。
もちろん、引用だけでなくそれを踏まえたあなたの意見も重要です。
引用することのデメリット
引用することは、基本的にメリットが多いです。しかし誤った方法やルールを破ってしまうとSEO的に不利になってしまうの必ず正しい方法で引用しましょう。
SEO的に不利になることがある
正しい方法で引用をしていない場合は、検索エンジンから重複コンテンツとしてペナルティを受けることがあります。
このペナルティを受けた場合は、検索順位が大幅に下がったり、インデックスが完全に取り消され、検索結果に表示されなくなってしまいます。
以下が『悪質な重複コンテンツ』として判断される場合です。
- サイト及びブログのコンテンツをそのままコピーしている場合。
- 文章の語尾や言い回しのみ少し変えている場合。
これからの、コンテンツがある場合は、ペナルティを受ける可能性がありますので、一度あなたのブログを確認してみてください。
それでも安心してください
しかし、そうは言っても、ブログ初心者であれば有名なブロガーさん達から参考にさせてもらって記事を書いたりするので、どうしても似通ってしまいますよね。
Googleからも重複コンテンツについて以下のような説明があります。
サイトに重複するコンテンツが存在しても、偽装や検索エンジンの結果を操作する意図がうかがえない限り、そのサイトに対する処置の根拠とはなりません。
そのため、参考にすることは全然問題ではありません。しかし大事なことは『あなたの言葉で書くことです。』
もっともっと噛み砕いて表現したり、違う角度からアプローチしてみてください。
WordPressで引用するときの方法
それでは、ブログで引用を使用するときに、引用部分とそうじゃない部分を区別する方法について紹介します。(※旧エディタ)
step
1ツールバーから『” ”』引用符をクリック
step
2引用した文章を入力(原文のまま)
step
3引用元をリンク先もつけて記載する
この手順は、正しい引用方法に沿って実施しているため、引用を使う場合はこの手順に沿ってやってみてください。
引用府は、『Shift』+『Alt』+『Q』でもできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
他者のサイトから引用をすることは、記事の信頼性を上げるためにも必要な手法です。
しかし、誤ったやり方で使ってしまうとペナルティを受ける可能性がありますので、必ず正しい方法で引用するようにしましょう。
引用を使うことで、記事の信頼性もグッとあがるので、今回ご紹介した方法で使っていきましょう!
それでは、
これからも一緒に楽しくブログ書きましょ(*^▽^*)
記事のまとめ
- 引用する必要性を見極める。
- 引用を使う場合は、必ず原本から利用する。
- 引用部分とそうじゃない部分を明確にする。
- 必ず引用元を記載する。
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